Japo Glass Studio - 日本の美を追求する
19世紀後半に欧米で吹き荒れた日本文化への憧れ、その流れがアール・ヌーヴォー、アール・デコ等に大きく影響を与え、ジャポニズムと呼ばれた。
日本人が持つ繊細な美に対する感性。
それを大事にし、自分なりに表現していく事が私の主なテーマである。
徒然なるままに - ステンドグラスへの憧れ
ステンドグラスの主材料である色ガラスの多くは、歴史ある欧米メーカーで作られたものであるが、私が美しいと感じるガラスにはめったに出逢うことができない。
それ程、美しいガラスは貴重なものである。
美しいガラスとの出会いを求め、足しげく材料屋に通うことを約40年間、ステンドづくりを始めてから現在に至るまで続けてきた。運良くそれに出逢えたら高価なものでも購入し、コレクションを続けた。
ここ数年の世界的な職人の減少に伴い、過去の様な美しいシートグラスは減少している。
現在では入手困難な美しいガラスのコレクションを活かしたデザインを日々考え、創作活動を続けている。
美しいものは美しい、ひたすら美しいものだけを作り続けたい。
美しいものとは
- 品が良い、深みが有る、独特の味がある、上質である
ものを創ることの楽しさと、完成した作品を見て自ら感動すること。そしてその感動をお客様と共有する喜び。この業をライフワークにしていることに、大きな幸福を感じている。
ステンドグラスの魅力にとりつかれて約40数年、年月が経てば経つ程、その魅力が深くなっている。
感動できるものを作り続ける喜び、ステンドグラスに対する憧れ、決して色あせることのない深い魅力に取り付かれた人生である。
Profile
和田友良 Tomoyoshi Wada
1950 | 大阪市に生まれる |
1978 | 「技情塾」にてステンドグラスを学ぶ |
2019 | Japo Glass Studioを設立 |
個展
1980~ | ギャラリープチジュール(宝塚市)<3回> |
1985~ | アートボックス(豊中市)<5回> |
1991 | 代官山ヒルサイドテラスギャラリー(東京都) |
1995 | 徳島そごう美術画廊(徳島) |
1996 | 小倉そごう美術画廊(福岡) |
1998~ | はくび画廊(松山市)<5回> |
2000 | 一畑百貨店美術画廊(出雲市) |
2014 | 椿山荘ギャラリー(東京都) |
2015 | ヒロ画廊(大阪市) |
2021 | アートサロン寺子屋(彦根市) |
Works
お気に入りのガラス
- ウロボロス社 スロークール(1970年代後半〜1980年代前半まで)と1990年代までのアンキャットグラス
- リンズ社(2004年頃廃業)
- シュリッツ社(2000年頃廃業)
- オセアナ社の2005年頃までのシート、その中でも特にシルバー発色のもの
- ヤカゲニー社のサーカシリーズ(2020年生産中止)とスティップルシリーズ(現在も生産中)とR.G(リプロダクションガラス)
- ブルザイ社のスペシャルシート
- フリモント社(世界一の美しいアンティークグラス。主にウィンドウパネル用)
これらの中に一部美しいと感じるものがあります。
Contact
ジャポグラススタジオ Japo Glass Studio
ステンドグラスの制作依頼、受注の手続き、等、ステンドグラスについてのご相談を承っております。下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
住所 | 〒666-0112 兵庫県川西市大和西4丁目6-10 |
TEL | 090-8204-9766 |
FAX | 072-703-0388 |
japowada4@gmail.com |